工作と競馬2

電子工作、プログラミング、木工といった工作の記録記事、競馬に関する考察記事を掲載するブログ

水田の水位をリモートで監視するシステムを作る(3)

概要

回路を詳細設計し、実装、動作確認を行った。


背景と目的

前回、全体の回路構成を検討した。今回は、回路を詳細設計し、実装、動作確認を行う。


詳細

1.回路設計

設計した回路は以下の図。いくつかポイントを書き出すと以下の感じ。

  • U1で5Vを降圧し3.3Vを生成。NJU7223は無負荷時電流が30uAと非常に少ない。
  • R3,R7,J4,J5,J6たちは、ESP32書き込み用。
  • センサ入力は4chを用意。最大で4個の水位センサを装着可能。
  • UNAShieldは、スリープの代わりに、Q1で電流をON/OFFする。

f:id:dekuo-03:20190518134117p:plain


2.実装

あまりきれいではないが、ESP32をユニバーサル基板に実装。(手持ちのブレッドボード実験用が余っていたのでそれをそのまま使った。)

f:id:dekuo-03:20200502113949j:plain


3.動作確認

動作確認のため、UnaShieldによるデータ送信と、GPIO32でUnaShieldをON/OFFする部分だけ実装したプログラムを作成。問題なく動作した。とりあえず、狙い通り回路は実装できた。


まとめ

回路の詳細を設計し、予定通り実装することができた。次回は、いよいよプログラミングと筐体設計に入りたい。