概要
自動車のバッテリー交換を自分で行い、ディーラー見積もりに比べて約2万円安上がりで済ませられた。
背景と目的
私の乗っている車は、2回目の車検が迫っており、ディーラーでの見積もりの結果、バッテリー交換が必要と言われた。見積もりを見ると、バッテリー代4万円弱+工賃ということで、バッテリーだけで4万円はかかるようだ。さすがに、これは高いと思ったので、自分で交換して安く上げることにした。
詳細
1.作業対象の車
- マツダ デミオ(LDA-DJ5FS)
- 2015年式
- 6速MT
- i-ELOOP非搭載
- 純正バッテリー装着(新車から一度も交換なし)
- 走行距離約4万(1年半くらい前に電車通勤になり、あまり乗らなくなってしまった)
2.バッテリーの調達
デミオDJ5FS(i-ELOOP非搭載)に適合するバッテリーを探したところ、
で、パナソニックのカオス アイドリングストップ車用 N-S115/A3が使えそうということがわかった。さらに、みんカラなどで、交換例をみたところそれなりに数もあり、問題なさそうというコメントも多いので、これにすることにした。気になる値段は、Amazonで、約1万8000円だった。ディーラーと比べて約半額だ。ディーラーの場合、純正バッテリーなので、品質は信頼できるが、基本的に値引きなし(どころか、盛っているかも。。。)の印象を感じる値段なので、差が出てしまうのだろう。
なお、いろいろWeb上の情報をみると、やはりアイドリングストップ車のものは高いようだ。まあ、仕方ない。
3.交換
3.1 純正品を外す
まず、ボンネットを開けて今ついているものを外すが、その前に、バッテリー電圧を測ってみた。エンジンをかけず、ACCもすべてOFF状態で、12.48V。ネット上の情報を見る限り、だいたい12.5V以上あるのが正常とのことなので、全くダメではないがそれなりに低い。
マイナス端子、プラス端子の順に外し、さらに、バッテリーを固定するブラケット、バッテリーを囲うプラスチック段ボール製のカバーを外し、バッテリーを取り出した。バッテリーは、かなり重量があり、しかも指の引っかかる部分もあまりないので、持ちづらい。誤って落として車に傷つけたりしないように、注意深くやらなければならない。みんカラなどでは、傷防止に分厚い毛布のようなものを周辺に巻いていたので、本当はそういうふうにしたほうがいいのかもしれない。
3.2 新品を装着
外すのと逆の手順で進める。バッテリーは充電済みと箱に書いてあったので、電圧を測ったところ、12.76Vだった。まあ、新しいなりに高い。
装着が終わり、エンジンをかけてみたところ、特に問題もなく、動き出した。そのあと試しに少し走ってみたが、何も異常はなし。ということで、無事交換終了。
4.廃バッテリー回収
取り外したバッテリーは、以下の業者に引き取ってもらった。費用は、配送伝票購入費+配送料で1500円。引き取り業者宛の着払い配送伝票が送られてくるので、買ったバッテリーが入っていた段ボールに廃バッテリーを詰めて、伝票を貼って佐川急便に出すだけでいいので簡単。家の近くの回収業者も調べたが、個人相手はなさそうだったので、こういう業者がいて助かった。
5.費用
費用は、2万円程度で収まった。ディーラー見積もりと比べて半額以下。これとは別件で、タイヤに関してもディーラー見積もりは約8万円で、自分で探したものは交換費用込みで5万円弱だった。なので、車検関連費用をトータル5万円くらいは削減できたと思う。
まとめと今後の課題
バッテリー交換を行い、ディーラー見積もりに比べて約2万円安上がりとなった。多少面倒だが自分でやってよかった。