概要
自動水やり用の小型ポンプを試し、動作を確認した。
背景と目的
およそ1年数か月前、こちらの記事で、自動水やりシステムを作りたいと書いた直後、リモート水位センサのシステムの製作により、中断してしまっていたのだが、ようやくまた作りたいと思うようになった。そこで、それに向けて、システム要素を集めて動作を確認しながら、システム構築に進んでいきたい。まずは、水やりのためのポンプを試す。
詳細
1.ポンプの調達
ポンプは、Amazonで物色していて見つけた以下のモノを使用する。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07VKSTF78/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1www.amazon.co.jp
3-5V程度で動作するポンプと、それを駆動するリレーモジュール、そして土壌水分センサも付いてくるという素晴らしいセットがたったの1000数百円ということで、非常にお買い得に見えるが、当たりはずれがあるのか、使い方がわからないのか、レビューには動くだの、動かないだの書いてあるので、ちゃんと動くのかは少し心配。
2.接続
接続は、システムの電源として想定するリチウムイオン電池を用いた以下の構成。リレーの1次側と2次側は、今回は共通の電源で動かす想定なので、共通のGND、共通のVCCにつないだ。リレーモジュール基板は、全く説明書がないため、この接続にたどり着くまで、少し格闘してしまったが、どうにか正しい配線方法がわかった。ポイントは、IN端子をGNDに落とすと、リレーが動きノーマリーOPEN端子がCOMと導通するというところ。IN端子をふつうはHIGHにしたいところだが、どうやら逆論理らしい。このくらいは、Amazonの商品ページに書いてほしい。このあたりが、レビューで動かないと言っている人たちがハマってしまっている部分なのではないだろうか。
3.動作確認
手持ちのリチウムイオン電池を使って動かしてみたところ、非常にうまく水をくみ上げてくれた。こんな小型ポンプでも、園芸用の鉢程度であれば、全然問題ないと思う。100L/Hの能力があるとのことなので、1分で約1.6L。普段私が水をやっている植物たちも、1日あたり1.6Lはあげていないので、計算上は数10秒動かせば十分な量を上げることができるだろう。
ところで、Amazonの商品ページの説明には、水に浸けない状態で使うなと書いてあるが、水につけなくても当然ながら動く。見た感じ、モータの軸についている羽が回っているだけなので、空気中で動かしたからといって何か問題があるとは思えない。
まとめと今後の課題
小型ポンプの動作を確認できた。自動水やり器の構成要素として使えそうだ。