概要
前回に続き、回路基板を入れる筐体と水瓶を製作した。
背景と目的
前回に続き、回路基板を入れる筐体と水瓶を設計、製作する。
詳細
1.回路基板を収納する筐体
1.1 満たすべき要件
- 前回作製した電気回路の基板は薄い木製ベースボードに装着したので、そのベースボードごと収容できるサイズがあればよい。
- ベランダ等に置くことを想定しているため、雨がかかっても平気な材質、構造が望ましい。
- お金をかけずにそこそこのもので。
1.2 物の調達
やはり100均のプラスチックケースなどがちょうどいいだろうと思い、探してみた結果、セリアでちょうどよさそうなものが見つかった。ただし、防水構造ではないので、適宜防水加工をする。それと、材質的にも屋外使用はちょっと厳しいかも?と思うのでできるだけ日陰になるように設置する。
1.3 製作
ベースボードをねじで固定し、蓋と本体の隙間はエプトシーラーで埋めたが、ちょっと不安はある。使い始めてからしばらく様子を見る必要はありそう。本体裏面のネジ穴から水の侵入が考えられるので、エプトシーラーを使った実績のある方法を用いて、穴をふさいだ。(写真撮り忘れた) なお、筐体の外に設置される土壌水分センサ、ポンプ、水位センサなどの配線は、筐体下側に穴をあけて通してあるので、水が上からかかる分には大きな問題はない。
2.水瓶
2.1 満たすべき要件
- 2L程度の水が入ること
- 水位センサとポンプ装着のための加工がしやすいこと
- お金をかけずに
2.2 調達
これまた100均の力を借りた。こちらはダイソーのいわゆる麦茶用ボトルのようなもの。バケツみたいなものもあったが、四角いほうが筐体とドッキングしやすいのでこちらを選んだ。
2.3 製作
ボトル内を撮影したためちょっとわかりにくいが、ボトル内に水位センサとポンプをねじで固定。これもネジ穴からの水漏れを防止するため、エプトシーラーを使用。水を満タンに入れて放っておいたが全く漏れる気配がないのでOK。
3.全体
最後に筐体とボトルを合体させて完了。これでハードウェアは完成。
まとめと今後の課題
筐体と水瓶を設計、製作することができた。次回は、マイコンのソフトを作って完成にこぎつけたい。