工作と競馬2

電子工作、プログラミング、木工といった工作の記録記事、競馬に関する考察記事を掲載するブログ

requestsおよびboto3のプロキシ設定

requests

requestsでは、以下の環境変数を設定することで、プロキシ設定を与えられる。

export HTTP_PROXY=...
export HTTPS_PROXY=...

また、各リクエスト個別で適用する方法もある。

proxies = {
    'http' : 'http://user:pass@host:port',
    'https' : 'http://user:pass@host:port',
}

session.get(url, proxies=proxies)

odinseye.info


boto3

環境変数設定がバックエンドのrequestsによって使用される

boto3では、バックエンドにrequestsが使用されているらしく、上記の環境変数設定をしたうえでboto3をインポートすると、設定が適用されることを確認した。


環境変数での設定を上書きしたいとき

以下のリンクの通り独自に与えることで、環境変数で与えたものを上書きできる。

boto3.amazonaws.com

上記リンクでは直接言及がないが、

    proxy_definitions = {
        'http': '',
        'https': ''
    }

と与えることで、プロキシを通さないようにすることもできるとわかった。

余りないかもしれないが、requestsとboto3を混在して使用する状況で、boto3側にはプロキシを経由させたくない場合に有効といえる。