概要
VSCode 1.78で、Remote-SSH拡張機能を使いリモートのLinux端末に接続したとき、リモート環境のglibcが2.28よりも古かったためTerminal機能が使えなかった。VSCodeをダウングレードしたところ使えるようになった。
背景と目的
VSCodeのRemote-SSH拡張機能を使って、リモートのLinux端末に接続し、VSCode画面上からTerminal機能を使おうとしたところ、通常であれば、
のように表示されてTerminalが使えるはずなのだが、以下のような表示が出るようになってしまい、使えなくなってしまった。
詳細
0. 環境
1. 調査
当該のリモートLinux端末は、中身があまり新しくないため、glibcのバージョンも古い。 同じ問題に遭遇した人がいる模様。
2. ローカル側をダウングレード
1つ古いバージョン 1.77を以下からダウンロードしてローカル側にインストール。リモート側は特にいじっていない。
再度接続してみたところ、ちゃんと接続できた!
まとめと今後の課題
ローカル側のバージョンを落とさなければならないというのがいまいちなのだが、とりあえず応急処置としてはOK。中身が古い端末にVSCodeから接続する場合はいろいろ制約がつくがまあ仕方ないことだろう。