工作と競馬2

電子工作、プログラミング、木工といった工作の記録記事、競馬に関する考察記事を掲載するブログ

エアコン室外機カバーを、捨てる予定だったすのこベッドを利用して作る

概要

エアコン室外機カバーを余りものの材料で作った。




背景と目的

今年は、7月後半から極めて厳しい暑さが続いている。我が家のエアコン室外機の1台は、家の南側に面しており、直射日光が当たりやすい。なので、カバーを取り付けて多少なりとも遮熱したいと思っていた。室外機カバーは、市販品が売られているので買う手もあるが、たまたま今手元に使わなくなったすのこベッドがあり、室外機のサイズに割とぴったり合いそうな寸法だった。そこで、余りモノのすのこベッドを切った貼ったすれば、材料費ほとんどなしで作れそうなので、作ることにした。



詳細

1. 対象

  • 幅約900mm、高さ約600mm、奥行約350mm


2. 設計

すのこベッドは、シングルマットレスサイズで4つに折りたためるタイプだった。なので、約97cm×50cmのすのこを基本としている。エアコンの室外機の幅が900mmなので、一回り大きな囲いを作るのにちょうどよいサイズ。

イメージ的には以下。

  • 室外機奥行き350mmに対して、すのこ奥行は500mmあるので、150mm程度の庇が付くような構造になって、日光を遮りやすくなる。
  • 天面には、すのこの隙間から日光が入らないように全体を100均の保温シートで被う。アルミによって日光を効率的に反射できる。これだけは、材料費がかかってしまうが、非常に安いのでボロボロになっても交換すればよいだけなので気にしない。
  • 前面の斜めに入った筋交いは、補強のためのもの。すのこをバラしたものを使う。前面すべてをすのこで囲ってしまう手もあるが、開口率を重視して筋交いだけにする。具体的な寸法は現物合わせで考える。


3. 製作

前面は筋交いをつける予定だったが、すのこそのものをつけた方が加工が楽だったので、予定変更。横板の間隔が狭いので、一枚おきに板を取り外して隙間を空けるようにした。 また、側面は、横板の一部を切り取ってこちらも隙間を空けるようにした。


4. 設置

全体が概ね日影に入っていて、日光を遮断できている。天面には、100均で買った保温シートを貼った。材料110円。



まとめと今後の課題

エアコン室外機カバーを余りモノを使って格安(110円)で作ることができた。