工作と競馬2

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デスク周りのリメイク(2) ~ メインシェルフの製作 ~

概要

デスク周りのリメイクとして、メインシェルフの製作を行った。




背景と目的

前回、デスク周りのリメイクについて構想を整理した。今回は、手始めにメインシェルフの製作を行う。



詳細

1. 設計

使用用途としては、主にPC本体の収納と、以前製作したツールボックス、それと工作関係の資材を入れたボックスである。サイズはそれらが十分に入り現在使用中のアルミラックと大体同じ大きさになるようにした。 - 寸法は、幅1250mm、奥行300mm、高さ約1000mm。 - 棚板は25mmと十分な厚みをもつ木材として、木目を生かす。 - 側板は、30mm厚とするが、重量がかさむのでフレームを薄板で挟み込んだ中空構造とする。外観は、棚板の木目が目立つように、こちらは黒いコンクリート調のカッティングシートを貼る。


2. 材料調達

材料は、近所のホームセンターで購入し大きめの部材はカットサービスを利用。

棚板部分は、杉の無垢ボード910mm×1820mm×25mm。無垢ボードといいつついくつかの板材を接着した集成材的なものなので、反りが出づらいのがよい。板としては柔らかめで傷つきやすいことは注意が必要。

側板部分は、MDFで、フレームに12mm厚、フレームに貼り付ける薄板を2.5mm厚とした。安価で加工しやすい。ネジが効きにくくなりやすいのところだけ注意。カッティングシートは、以下のものを使用する。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0DL4MP9VD?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title


3. 部材加工、塗装

3.1 側板の組み立て、カッティングシート貼り付け

2.5mm厚 MDFの一方に、フレームとなる棒材(MDF12mmから切り出し)を貼り付ける。フレームが貼れたら、内部に吸音材を適量詰め、もう一方の薄板を張り付ける。フレームの一部がダクト状になっているのは、ヘルムホルツ共鳴器を形成するため。3種類のダクト長さにより、6畳間の縦横高さから計算される定在波周波数(の2倍)に合わせてある。書斎が比較的単純な直方体の部屋なので、定在波の影響が顕著に出ている。そのため、家具自身が定在波を吸音し影響を緩和できないか?と考えてこのような構造にした。

カッティングシートを貼った様子が以下。購入したカッティングシートのサイズ的に全体を覆うように貼ることが可能だったが、シワなくうまく貼れず結局各面それぞれの大きさにカットして貼った。

さらに、棚板受けとなる部材をネジ、ボンドを併用してつけた。

3.2 棚板の加工、塗装

棚板は、ホームセンターでカットしてもらったので、角を少し丸める程度の加工のみを行った。

塗装は、蜜蝋ワックスを用いた。これまで使用したことがなかった塗料だが、刷毛がいらず、木目がきっちり目立つ。杉の板目で節が目立つが逆に味があって悪くない。ただし、油性なので多少匂いが落ち着くのに時間がかかった印象だ。

以下の写真は、蜜蝋を塗ったもの(奥)と塗っていないものの比較。この写真だとあまり差が分からないが、目視ではもう少し差がある。

天板、底板についても、手前が塗った後、奥が塗る前の比較になる。もともとが赤身が強い部分のほうがより差が分かる。

すべて塗り終わった様子。この写真だとだいぶ深みのある色合いになっていい感じだ。


4. 組み立て、完成

組み立てにはネジ、ボンドを使用。ボンドはカッティングシート同士では接着できないので、気の部分が露出するように接着面のカッティングシートを一部切り欠いて接着した。棚板の木目と黒く落ち着いた側板のコントラストが効いており、設計イメージをそれなりに再現できていると思う。室内にうまくなじみそうだ。



まとめと今後の課題

メインシェルフの製作を行い、完成できた。次は、デスクトップシェルフの製作に取り掛かりたい。