概要
Raspberry Pi 4 で機械学習系のパッケージをインストールしたときのメモ。
背景と目的
Raspberry Pi 4 で機械学習系のパッケージを入れたので手順をメモしておく。
詳細
1. 実施条件
- Raspberry Pi 4 Model B
- 2020-02-05-raspbian-buster-full.imgを焼いた直後からスタート
2.インストール
numpyは入っているので、
sudo apt-get install python3-scipy pip3 install pandas pip3 install sklearn pip3 install matplotlib pip3 install tensorflow sudo apt-get install python3-h5py pip3 install keras
- tensorflow以外は、本体、依存パッケージともwheel形式で取れるので大して時間はかからなかった
- tensorflowは、grpcioというパッケージだけwheel形式で取れないのでインストール中にビルドしている。そのため、そこそこ時間がかかるようだ。(20分程度)
- kerasで、h5pyというパッケージがないと言われるので、python3-h5pyが必要。(tensorflowの依存パッケージとしてインストールされているのだが、だめらしい)
3.動作確認
手元のkerasを使うスクリプトなどを走らせ、ちゃんと動くことを確認。
なおtensorflowのインポート時に以下のメッセージが出る。が、動かないわけではなさそう。調べたが、解決方法が見つからないので、ひとまず放っておく。(問題が出たら本腰を入れる)
>>> import tensorflow 2020-02-11 22:04:37.175017: E tensorflow/core/platform/hadoop/hadoop_file_system.cc:132] HadoopFileSystem load error: libhdfs.so: cannot open shared object file: No such file or directory
まとめと今後の課題
Raspberry Pi 4 で機械学習系のパッケージをインストールできた。