概要
ラズパイオーディオ用筐体の組み立てを行った。
背景と目的
前回、仕様検討、設計を実施した。今回は、筐体部の材料を調達し製作していく。
詳細
1. 材料調達
1.1 木材
近所のホームセンターで、2.5mm厚MDF 300mm×900mmを購入。大きめの材料はカットサービスで切ってもらった。
余談だが、今回寸法ズレが大きいため切りなおしをしてもらった。具体的には、100mm指定のところが99mmとなっていた。客に「mm単位で寸法指定」を要求しながら1mmズレるのでは話にならない。ましてや、短い側へのズレは論外である。悪くても-0.1~+0.5mmあたりに入れる意識でやってほしい。実際、これまでほかの店員であればそのくらいの精度で切ってもらえていた。)
1.2 電気・機構部品
電気部品のうち、手持ち品以外で購入したのはボリュームノブとボタン類。ボリュームノブは、最もサイズが大きく目立つ部分であるため、外観にこだわる部品であるため、外観が良く大径のものは高価だ。そのため、なかなか手ごろなものが見つからなかったのだが、運よく共立エレショップで在庫限りのΦ57の金属ボリュームノブが4000円から700円に値下げされていたため即購入。
Φ57 アルミ削り出しツマミ Dカット用 ■限定特価品■ NOB-D57AL-DJK
届いてから手に持ってみたがズシリと重く、確かに1000円、2000円で買える代物ではないな、という感じがした。
2. 材料の切り出し
手引き鋸で材料切り出しが終わったところ。

3. 材料の接合
木工ボンドで、各部材を接合。先述の寸法ズレの影響か、少し微修正にてこずった。
4. カッティングシートの貼り付け
カッティングシートは、Amazonに売っていたヘアラインブラック調のもの。今回の分量に比べて多すぎるのだが、まあそのうち何かに使うので気にしない。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CYC63547?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title&th=1
貼り付けが終わったところ。使用したシートは、基本的に硬めで、特にヘアラインの流れに直角な方向の折り曲げにはどうしてもしなやかさに欠けるため少し盛り上がってしまう。ドライヤーで温めると少しだけ縮むので盛り上がりを修正できたが、基本的には伸縮しないので、平面的な部分に貼る想定で考えたほうがよさそう。



前面パネルのボリュームノブ取付穴のひし形の部分は、ロータリーエンコーダのシャフト長さとボリュームノブの穴深さがあっておらず、ボリュームノブをそのまま差し込むと前面パネルに擦ってしまうので、それを避けるための調整部材。ボリュームノブをつけると一切見えない部分なので、カッティングシートを貼っていない。
5. スイッチ基板製作、配線
スイッチは写真を撮り忘れてしまったので、最後の配線の写真だけ。HDDの上にアンプ用とHDD用のACアダプタを縛り付ける強引な方法だが、ちゃんと固定されているので問題ない。
6. 仕上がり
最後に、上蓋をネジで固定して仕上がり。シートを貼ったおかげで金属調で、かつ、黒系の落ち着いた輝きを見せていて、一見すると木材で作ったとはわからない程度の仕上がりになったのではないだろうか。

なお、ルーバーについては組み立ててみて思ったよりも天面からラズパイが見えづらい位置にあるため、取り付け不要と判断してやめた。
後面は、設計よりもややオフセットした位置に出力端子をつけた。部材同士の干渉が十分考慮できていなかったため。
まとめと今後の課題
ラズパイオーディオの筐体組み立てをすることができた。次回は、操作ボタン、ボリューム操作ができるようにソフトウェアを組んで完成させる。