ラズベリーパイを始める(2)
概要
前回の続きとして、NASのマウントとアンプのセットアップをして、音を出してみた。
背景と目的
前回の続きとして、NASのマウントとアンプのセットアップをして、音を出してみる。
詳細
1.アンプのセットアップ
JustBoom Amp HATを装着した様子が以下。ピンヘッダに刺すだけなのでどうってことはない。どうでもいい話だが、HATのように、ピンヘッダにピンフレームを刺すと、上の基板とラズパイの間は12mm程度の間隔になる。これにスペーサを装着する場合、スペーサの長さは一般に5mm刻みなので、微妙に間が空いてしまって、非常に具合が悪い。この設計はどうにかならないものか。。。
ターミナルにスピーカーケーブルをつないだが、シルクのミスでLRが逆なのでそこに注意した。 そして、Volumioセットアップ画面で、以下のように設定。I2Sを使うようにすると、JustBoom Amp HATが選択できる。(ちゃんとしたHATはあらかじめ登録されているようだ。)
2.NASのマウント
私のNAS環境は、IODATAのHDL-CEというちょっと古い1TBのHDD。これをマウントしたのだが、過去にやったことがあるのにもかかわらず、てこずった。Host is downというのが出て、Web各所を調べて回ってどうにかマウントできた。オプションで、vers=1.0というのを追加するのがポイントだった。参考サイトは以下。
- Raspberry PiにNASをマウントする。[Raspberry Pi][Linux] - Qiita
- Linux上でWindows共有フォルダをマウントする時に"mount error(112): Host is down"エラーが発生 - Qiita
- こちら
sudo mount -t cifs \\IPアドレス\ディレクトリ \mnt\NAS\disk -o "iocharset=utf8,vers=1.0"
で、結局これでマウントできたので、改めてVolumioの画面で上記を設定。
オプションで、
vers=1.0
を記入。これが重要。
3.音出し
ということで、楽曲の読み込みができたので、早速Volumio画面で、再生ボタンを押したところ、ちゃんと音が出た!!! 非常に簡単に音が出て、ほっとした。これなら、ラズパイ初心者でもそんなに苦労はないだろう。
まとめ
ラズパイオーディオのシステムがひとまず完成した。しばらく音楽を楽しんで、ケースなどが必要になったら買おうと思う。