概要
信号発生器の筐体を製作し、完成させた。
背景と目的
前回、電子回路とソフトの製作を行った。今回は、筐体を製作し、完成させる。
詳細
1. 筐体の材料
筐体の材料は、
を参考にしながら、100均ショップを巡って、程よい大きさのものを見つけることができた。セリアのギフト缶である。材質は、スチール(スズメッキ)。大きさは、約100mm×100mm×50mm。少し高さがあるがまあ問題ない。
※↓上記サイトより
2. 穴あけ加工
2.1 底面(基板固定面)
缶の中には、メインの基板、液晶画面、スイッチ基板が収まる。それらを固定するためのネジ穴を底面に開けた。
2.2 裏面(端子面)
裏面には、信号出力のBNC端子、ジョンソンターミナル、電源USB端子が出る。それらの穴を開けたのだが、全くきれいに開かなかった。原因としては、ドリルの速度を上げ過ぎたのと、材質がスチール(スズメッキ)であるせいか、アルミよりも切れづらいためと思われる。最終的に、ハンドリーマで穴を拡大しながらバリを取ろうとしたが、結局うまく取れなかった。
2.3 ふた(操作パネル)
液晶画面が出る角穴とスイッチが出る穴、ロータリーエンコーダ取り付け穴。できるだけきれいにやったつもりだったが、液晶画面穴の周辺は少し歪んでしまった。
3. 組み立て
3.1 基板と液晶を固定
3.2 端子を取り付け
3.3 ふたを取り付け
4. 銘板ラベリング
完成イメージにあるように、操作パネルの各部には、ラベリングする。ラベリング方法は、以下の透明なシール用紙
を使用して、インクジェットプリンターで文字を印刷し、貼り付けるという方法。
印刷した結果が以下。所有するプリンタのせいか、少しカスレと滲みがあるが、とりあえずよい。
これらを切り出して貼ったのが以下。ピンセットで、1枚1枚慎重に貼った。プラモデルのデカール貼りを思い出した。まずまずきれいに貼れたと思う。
4. 完成
以下が完成した様子。完成イメージとまずまず同じような感じに仕上がったと思う。動作も問題ないことを確認。
まとめと今後の課題
信号発生器を完成させることができた。これから、各種実験でどんどん使用していきたい。