概要
家庭菜園の成長記録用カメラ ver2について、筐体に基板を格納、ソーラーパネル部組み立てを行って動作確認をした。
背景と目的
前回の構想検討、設計に基づき、製作を進める。
詳細
1. ケーブルグランドの取り付け
筐体内に格納されるソーラー充電基板は筐体外部のソーラーパネルと接続されなければならないのでその配線を通す穴が必要である。そのため、ケーブルグランドを取り付ける。
使用したものは以下。
取り付けたのが以下。
2. 基板の格納
前回記した通り、ソーラー充電基板とカメラ基板をスタックしたものを、筐体内に格納する。 固定方法は、スペーサと筐体内底面を接着剤で直接接着することとした。接着剤は、セメダインのSUPER Xクリア。
乾燥後も完全に硬化するタイプではないので力を入れるとわずかに動く感触はあるが、今回の用途としては全く問題ない。 スペーサは、10mmと20mmが連結されていて、10mm側は接着されてしまうが、20mmの方を取り外せるので、もしも取り外しをしたい場合は2枚の基板とも外すことはできる。
3. ソーラーパネル組み立て
ソーラーパネルは、以前組み立てたものが使えるのだが、2枚のアクリルパネルでソーラーパネルと防水用のエプトシーラーを挟んでねじ止めするという、非常に材料が多く組み立ての手間もかかるものであった。 そこで、もう少し簡単な構造で組み立ても簡単にできないものかと考えた結果、先ほど出てきた接着剤SUPER Xクリアが屋外用途で十分に使えるという特性を生かし、アクリルパネルにソーラーパネルの周囲をSUPER Xクリアできっちり接着し固定と防水を同時に行う方法を思いついた。
以下が、接着した様子。あまりキレイに塗れなかったが基本的に水の入る隙間がないように塗れていればよいので大した問題ではない。
この方法で長期間使用したわけではないので、実用になるかはやってみないとわからないのだが、うまくいったらだいぶ組み立てが楽になるので、実践投入してみることにする。
まとめと今後の課題
筐体に基板を格納、ソーラーパネル部組み立てを行って動作確認をした。次回は、現場に設置を行いたい。