工作と競馬2

電子工作、プログラミング、木工といった工作の記録記事、競馬に関する考察記事を掲載するブログ

水田の水位をリモートで監視するシステムを作る(7)

概要

前回に続き、設置後約2か月間の稼働の様子をまとめた。

背景と目的

リモート水位センサーを設置してから、かれこれ2か月近くが経った。前回に続き、設置後約2か月間の稼働の様子をまとめる。

詳細

1.電池の持ち具合

5月半ばに稼働開始したとき、使用した電池は満充電でないものを使っていたが、結局3週間以上動作した。さすがに6月第2週に切れてしまったのだが、最後まで誤動作等はなく、最後の最後に不可解な2連続送信が行われ、そのあとは送信が途絶えた。電池の終わりとしてはわかりやすくてよかった。
そして、今度は満充電の電池に交換をして、1か月弱が経ったが、以下の図のように、徐々に電圧が下がりつつあるものの前回の電池切れ時の電圧である2.8V付近までにはまだまだ余裕がありそう。とはいえ、最近の1週間では徐々に下がるスピードが速まってきており、まただんだん周囲温度による電圧の変動が起きてくるようだ。下の図ではわかりづらいが0.03~0.05V程度ではあるが、昼間と夜では電圧が異なる。(前回電池切れ直前では、昼間と夜で大きいときで0.3Vくらい電圧に違いがあった。)このペースだと、どうにか3か月弱は持ってくれるのではないだろうか。

f:id:dekuo-03:20190714003807p:plain ※電圧は10倍された値で表示している

2.故障、送信障害など

さすがに、6時間に1回送信して、あとはすべてスリープという非常にシンプルな使い方である以上、これといって動作がおかしくなることもなく、安定して動作している。送信漏れなどは起きていない。


3.ごみ対策を追加

以下の写真のように、水位センサの周りのゴミ除けを変更した。元々は、100均で買った鉢底網を丸めて使っていたが、網目が大きくどうしてもゴミが入りやすい。そこで、これまた100均で見つけた洗濯ネットを装着。これでほぼゴミの侵入は防げそうだ。

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まとめと今後の課題

稼働開始して約2か月経ったが、まずまず順調に動作している。ただ、これから夏本番を迎え猛暑に耐えられるかどうかが気になる状況なので、引き続き注視していく。