概要
ソーラーパネルと充電回路、リチウムイオン電池をシステムに組み込み、動くことを確認した。
背景と目的
前回、ソーラーモジュールを防水施工したパネルを作成したので、今回はパネルをシステムに組み込む。
詳細
1. 構想
現行のリモート水位センサシステムに対して、
- 乾電池を、リチウムイオン電池と充電回路に変更する
- ソーラーモジュールの出力を充電回路に接続する
- ソーラーモジュールは、本体を支持するフレームに取り付ける
としたい。
2. フレームへの固定
2.1 固定金具の作成
固定にあたり、ホームセンターで売っていた金折れとアングルを使用して、以下のような金具を作成した。屋外で使用するので、耐食性を考慮してステンレス製にしたいが、高かったのでメッキ処理されたものを選んだ。
2.2 固定
まず、フレーム上部の塩ビ管にネジ穴を空け、金具をタッピングネジで固定。
ソーラーパネルをつけて完了。
3. リチウムイオン電池と充電回路
3.1 充電回路の作成
以前作成したものと全く同じ材料を使って作る。
※2021/04/11 間違いがあったので差し替えた
今回は、基板に電池も一緒に取り付けた。
3.2 筐体への取り付け
現状は、電池ボックスが取り付けられている。
この電池ボックスを取り払って、作成した充電回路を取り付ける。これで、システムへの組み込みは完成。
4. 動作テスト
ひとまず、充電できること、水位センサシステムが動作することを確認できた。田植えまで、約1か月あるので、屋外でしばらくテストを継続したいと思う。
まとめと今後の課題
リモート水位センサシステムのソーラー発電対応ができつつある。5月の現場導入に向けて、動作テストを進めたい。