概要
芽ねぎの水耕栽培を始めるにあたり、記録装置の製作を行った。
背景と目的
昨年、家庭菜園でしそ、ベビーリーフを育てる楽しさを味わうことができた。そこで、次の作物にチャレンジしたいと思い検討した結果、芽ねぎを水耕栽培することにした。理由は以下である。
- 芽ねぎが好き
- シャキシャキした食感で非常にうまい
- 海鮮系ではないにもかかわらずそれほど安くない寿司ネタなので、自宅で育てられたらちょっと得した気分になれそう
- 室内で育てられる
- 私自身、今まで室内で育てたことがないので、これを機にチャレンジしたい
というわけで、まず栽培にあたり水耕栽培も芽ねぎも初めてということで、栽培の様子を記録したい。そこで、まずは成長記録システムを製作することにした。
詳細
1. 参考
2. 記録装置に求める仕様
- 培地全体を撮影し、クラウドへ送信して保存
- 室内(周囲)環境を同時に記録
といったところだ。写真で残せると、便利なのは昨年の経験から明らかなので外せないポイント。また、周囲環境をセンシングし、のちのちの考察に生かせるとよい。他にも、成長を促す照明もつけたりしたいという欲求はあるのだが、1発目なのでシンプルに。(急に気が変わってつけるかもしれないが)
3. 設計
3.1 撮影装置
撮影装置として、以下のようなものを用意する。
まず、培地を置くベースを用意する。そこに、ポールを立て先端にカメラを固定する。カメラは、先日買ったUnit CAMを利用する。解像度が高いとは言えないのだが、事前チェックでとりあえず採用可能と判断した。また、撮影範囲に入るように、温湿度計を置く。
3.2 全体
全体イメージは以下。後述の撮影装置で撮影した写真をクラウド上に保存する。画像保存に必要な経路は、 昨年作成した画像保存用のシステム の一部を使う。撮影した画像に映る温湿度計の数値をAWS Recognitionで検出し、Lambdaを介して温湿度値としてS3に記録する、という仕組みだ。
まとめと今後の課題
記録装置の全体イメージが固まった。次回は製作を行う。