概要
家庭菜園の成長記録用カメラ ver2の約7か月間の稼働実績をまとめた。
背景と目的
2024年1月に設置した家庭菜園の成長記録用カメラ ver2は、設置から半年以上が経過した。ここまでの動作実績を確認し、改善点等をまとめる。
詳細
1. ケース(防水性、耐候性)
使用したケースは、タカチのBCAP091207Tで、ケーブルグランドを併用した。そのため、全く問題なかった。おそらく、今後かなり長い時間使用しても問題は起きないだろう。
2. 基板とケースとの接着(セメダインSUPER X)
基板をケースに固定するため、こちらに示す通り、セメダイン スーパーXを使用した。理由としては、タカチのBCAP091207Tのケース内側にあるネジ穴と基板の穴位置が全く合わないためである。この品種は熱・水に強く使用温度範囲が-40~120℃をうたっている。ABS樹脂ケースと金属(おそらく真鍮)製スペーサとの接着だったが、実績としては、
全く問題ない
とわかった。なので、今後もいろいろなケースで役立つと思う。
3. 支持ポール
にある通り、支持ポールは適当な木材で作ったものである。支持ポール先端に、ケースを取り付けるためのアタッチメントがあり、アタッチメントにねじ止めして一定角度でケースを固定していたのだが、残念ながらネジが少しずつ緩んで、ケース取り付け角度が変わってしまった。その結果、撮影画角もズレてしまった。ネジが緩んだというよりも、木製のアタッチメントが痩せてしまい(写真の色が残っている部分)結果的にネジによる締結力が甘くなってしまった。木が痩せるのは避けにくいので、ネジの締結力に頼るのではなく、下から支えるような構造にすべきだったと反省。
4. ソーラーパネル
ソーラーパネルは、アクリル板に、セメダイン スーパーXを使用して接着したのだが、わずかな隙間から水分が入ってしまったらしく、アクリル板とソーラーパネルとの間に結露のようなものができてしまった。ただ、発電そのものには問題がないようなので、ひとまずこのまま様子見としたい。ただ、次に作るときは手間のかかる方法だが以前やっていたエプトシーラーを圧着する方法に戻そうかと思う。
まとめと今後の課題
家庭菜園の成長記録用カメラ ver2の稼働実績を整理した。得た教訓、反省点は、今後の製作に生かしていきたい。