概要
Windows11のアップデートで使えるようになったCopilotを使い、威力を確認した。
背景と目的
今日、何となくWindows11のアップデートが来ていたので、更新を実行したところ、タスクバーにCopilotという機能のアイコンが追加されていた。かねてから、高度な自然言語AIを使うことに興味があったので、プレビュー版ではあるが早速使ってみることにした。
詳細
0. 環境
1. 起動
タスクバーに、こんなアイコンが出ていたのでクリック。すると、デスクトップの右側にチャット欄が出てきた。
2. 試しに質問
OpenAIのChatGPTのコンソールと同じ感じで回答は返ってくるが、情報源が最後に付加されている。
3. 画像をクリップボードにコピーすると自動的に質問準備が整う
自動で質問を行ってしまうわけではないが、以下のように質問するか尋ねられる。
なので、試しにこの画像に対して、
「温度を読み取ってください」
と質問をしてみたところ、
29.4℃と画像から的確に温度の値を拾い出し、答えてくれている。つまり、画像から何を読み取るべきか具体的なヒントも与えずに、自動的に抽出できてしまうということだ。
現在の技術では、画像からテキストを生成したり、テキストから画像を生成したりできるので、このようなことができてもおかしくはないのだろうが、実際にちゃんと目の前で動くものを見せられるとさすがに驚いてしまう。
一つ気になること
クリップボードに画像をコピーすると自動でチャット欄に載る仕様は、あまり外部に晒したくない画像をコピーした際にはあまりいい気持ちがしない仕様だ。質問文を書かないと質問は実行されないので、そこまで神経質にならなくてもいいかもしれないが、自動的に載るかどうか設定を変えられたりするのだろうか?
まとめと今後の課題
手軽に、高度なAIを使える環境がいよいよ身近になってきた。うまく使って、生活を充実させていきたい。