工作と競馬2

電子工作、プログラミング、木工といった工作の記録記事、競馬に関する考察記事を掲載するブログ

ベッドフレームの製作(8) --- サンディングシーラー、ニス塗装、完成 ---

概要

塗装を完了し、完成させた。




背景と目的

前回、塗装工程に着手した。今回は塗装を完了させ、完成させる。



詳細

0. 塗り損ねの修正

これまでの塗装で、塗り損ねている部分を発見した。フレーム(頭側)のカフェ板同士の接合部は、細い隙間があるため、うまく刷毛の先が入らず塗れていなかった。そこで、細い筆を使って、ウォールナットの塗料を塗った。周りに影響がないようにマスキングテープを貼って作業した。


1. 中塗り(サンディングシーラー)

中塗りは、以下のサンディングシーラー(和信ペイント)

www.washin-paint.co.jp

を使う。塗る前に、#400で軽く(強くやると着色層が剥げてしまう)ペーパー掛けをおこなってから塗った。少し液が硬いので、水で薄めている。水性は簡単に薄められるのが非常に良い。

以下が、塗った様子。色味の変化はないが平滑になるおかげで少しだけ光沢感が出る。手触りもより滑らか。


2. 上塗り(ニス)

最後に、ニスを塗って仕上げる。ニスは、つや消しクリア(和信ペイント)。

www.washin-paint.co.jp

ニスは2回塗り。サンディングシーラーと同様少し硬いので、水で薄めた。塗り工程の前後は#800でペーパー掛け。塗った層が剥げてしまうといけないので、これも非常にやさしくかける。最後の塗りの後はペーパー掛けはしない。

以下が、仕上がった様子。まさに、つや消しといった感じの控えめな光沢を放っていて悪くない。比較的面積が広い部材ばかりで今までのスピーカー工作と比べて少し難しい面もあったが、うまくできたと思う。


3. 最終組み立て

最後に組み立てる。

まずは、宮のケーブル穴に配線用キャップを取り付ける。

少し下穴が小さかったせいか硬かったが無事取付OK.

最終的に組み立てた様子は以下。なお、写真は1台分だが2台同様に組み立てている。光の当たり方の関係上、あまりつや感が見えないのだが、現物は光沢がある。


4. 番外編(間接照明を仕込む)

せっかくの自作ベッドなので、何か一工夫できないか?と考えていたのだが、そういえば寝室には間接照明がないのでどうせならベッドに仕込んでしまうのはどうか?と思った。具体的には、ベッドフレームの下端に線状の照明が取り付けられれば、足元から床に向けて照らす間接照明になりそうだと思い、テープLEDを購入し装着。

購入したものは5mものだが、任意の長さに切って使えるタイプだったので、フレーム(側面)の長さ約1.9mを2本切り出し、左右間約1mは自前で配線を作成。

これで、寝る前にリラックスできそう。



まとめと今後の課題

ベッドフレームが完成した。初めてのベッドフレーム製作であり、使う材料も初めて、という中で、どうにかうまく完成させることができ、家族にも満足してもらえたので一安心。