概要
しその栽培を一旦終了するので、ここまでのまとめをする。
背景と目的
しその栽培を始めてから、約4か月が経った。次の作物の栽培を始める都合上、いったん栽培を終了しなければならないのでここまでのまとめを書き記す。
詳細
1. 種蒔きから発芽まで
- 種蒔きから発芽までの所要日数: およそ1週間
- 想定通りだったが、発芽までは結構ドキドキするものだ
- 発芽率: 67%
- 3か所に種を蒔いて2か所が発芽した。種の発芽率から逆算して99%以上発芽するように1か所当たりの種蒔数を調整したが、計算通りいかなかった。プランターの真ん中に蒔いたところが発芽しなかったのは、水やりの偏りのせいだろうか?(水やり器のホースから少し遠い)とはいえ、種はかなり余ったので計算せずにもっと多く蒔くほうがよさそうだ。
2. 発芽から収穫まで
- 2か所とも、ぐんぐん成長した。はじめは手前側の成長が速かったが、徐々に奥側が成長したように見える。
3. 収穫開始以降
- 収穫量
- 正確に測っていないが、20-30枚は採れたと思う。後述するが枯れたせいもあってたくさん採れたという感触ではない。
- 香り
- とくに強すぎず弱くもなく、しそのいい香りが楽しめた。薬味として過不足ない感じ。
- 病気
- 葉が丸まってしまう: カール病というらしい。詳しく調べていないので、来年対策を考えるが、しそに出やすい病気らしい。
- 葉に黄色の斑点: さび病というらしい。詳しく調べていないので、来年対策を考えるが、しそに出やすい病気らしい。
- 全体的な生育
- 発芽直後の元気の良さが、そのまま保たれるわけではなく、あまり元気がなさそうな別の芽が最終的に一番育ったりもした。どの芽の育ちが良さそうか、個別に判断することは難しいらしい。(動画参照)
- 一番大きく育ったもので、7-8cmといったところか。一般的な葉の大きさにはなった。
- 枯れた原因の推測
- 8月後半に、それまで元気のあった葉が急にしおれて枯れてしまった。これは、エアコン排熱の異常な暑さに耐えられなかったのではないか?と考えている。しそプランターを設置したベランダには、エアコン室外機と日除けシートがあり、日光はある程度遮れるのだが、エアコン排熱が逃げづらいように思う。自動水やり器の筐体内温度(下図参照、直射日光は当たらない位置)を見ると、周囲の熱気を受けて、40度を超えていることが頻繁にある。実際に、エアコン稼働中にベランダに出ると耐え難いほどの熱気がある。しそにはかわいそうなことをしてしまったと思うので、来年はもう少し対策を考えたい。
※8月半ばは、うまく測れていない。
4. 次回以降の反省点まとめ
- 種蒔き数をケチらない
- 設置場所が暑くなりすぎないように対策する
- 出やすい病気の対策をする
5. まとめ動画
参考にまとめた。
まとめと今後の課題
しその栽培ができたが、いくつか反省点が出た。次へ生かしたい。