工作と競馬2

電子工作、プログラミング、木工といった工作の記録記事、競馬に関する考察記事を掲載するブログ

ベッドフレームの製作(4) --- フレーム(頭側)の接合・組み立て ---

概要

ベッドフレーム(足元側)の接合・組み立てを行った。




背景と目的

前回、ベッドフレームの足元側の接合・組み立てを行った。今回は、フレーム(頭側)の接合・組み立てを行っていく。



詳細

1. カフェ板の接合

目標は、以下の画像に示す通り、

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dekuo-03/20240225/20240225145220.png

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高さ200mmのカフェ板を2枚接合し、その上下に高さ100mmに切り出したカフェ板2枚を接合し、約600mmにすること。

100mmの部材は200mmのものを購入先のホームセンターで半分にカットしたもの。フレーム(足元側)と同様に各部材を木工用ボンドで接着していくが、今回は4枚なので、一度に4枚を接合するのではなく、2段階に分けて行った。

なお、1つの部材がかなり大きく反りがあったせいで一方は3mm程度誤差が出た。そこで、カンナで削って所定寸法に合わせ込んだ。

なお、ボンドが乾くまでは

dekuo-03.hatenablog.jp

で作製した簡易ハタ金で固定する。ただし、少し部材に反りがあり、簡易ハタ金では押さえつけきれない恐れがあったため、ネジを併用した。ネジは、フレーム内側で目に触れない側に使用したので接合が終わった後取り外す必要もない。


2. フレーム(側面)支持部の接合

ボンドが十分に乾いたら、フレーム側面の支持部を接合。こちらもネジ、木工用ボンドを併用。


3. 補強材の接合

杉の野縁材40mm×30mmを所定の長さに切り出し接合。フレーム(頭側)は、足元側と異なり支持部とは反対側の面に接合する。また、ざらざらした杉野縁材に対して最低限のカンナ掛け、ペーパー掛けをしておいた。


4. 仕上がり

2台分が仕上がった。フレーム(足元側)と同様、M8の鬼目ナットは、位置をしっかり合わせたいのでフレーム(側面)が出来上がった際に現物合わせで取り付ける予定。



まとめと今後の課題

一部作業を除き、フレーム(足元側)の接合・組み立てができた。次回は、フレーム(頭側)の接合・組み立てを行っていく。


ベッドフレームの製作(3) --- フレーム(足元側)の接合・組み立て ---

概要

前回設計に基づき、フレーム(足元側)の接合・組み立てを行った。




背景と目的

前回、ベッドフレームの各部について設計を行った。今回は、フレーム(足元側)の接合・組み立てを行っていく。



詳細

1. カフェ板の接合

目標は、以下の画像に示す通り、

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/dekuo-03/20240225/20240225103707.png

高さ200mmのカフェ板の上下に、高さ60mmに切り出したカフェ板2枚を接合し、約320mmにすること。

60mmの部材は購入先のホームセンターで予めカットしてもらった。以下のように、3枚を木工用ボンドで接着し、ボンドが乾くまでは

dekuo-03.hatenablog.jp

で作製した簡易ハタ金で固定する。ただし、少し部材に反りがあり、簡易ハタ金では押さえつけきれない恐れがあったため、ネジを併用した。ネジは、フレーム内側で目に触れない側に使用したので接合が終わった後取り外す必要もない。

以下が、2台分の接合が終わったところ。やはり、多少の反りのせいで、1mm程度誤差が出るが、まあ許容範囲だろう。


2. フレーム(側面)支持部の接合

ボンドが十分に乾いたら、フレーム側面の支持部を接合。こちらもネジ、木工用ボンドを併用。この部材は60mmカフェ板を切り出した際の余りをホームセンターでのカットの際に捨てずに持ち帰って、自分で切り出すことで無駄にせず取り出すことができた。


3. 補強材の接合

杉の野縁材40mm×30mmを所定の長さに切り出し、フレーム(側面)支持部に沿わせるように補強材を接合。こちらもネジ、木工用ボンドを併用。杉の野縁材は表面がざらざらしてたり、角にササクレがあったりする。補強材の位置はフレーム内側なので人が触る位置ではないが、最低限触ってササクレが手に刺さったりしないようにカンナ、#80ヤスリで表面を少しだけ均しておいた。


4. 仕上がり

2台分が仕上がった。構造が単純なため、なお、M8の鬼目ナットは、位置をしっかり合わせたいのでフレーム(側面)が出来上がった際に現物合わせで取り付ける予定。



まとめと今後の課題

一部作業を除き、フレーム(足元側)の接合・組み立てができた。次回は、フレーム(頭側)の接合・組み立てを行っていく。


信号発生器の製作(1) --- 設計 ---

概要

信号発生器の製作に着手し、まずはじめに設計を行った。




背景と目的

dekuo-03.hatenablog.jp

上記記事で言及した通り、信号発生器を製作する。

先日、デスクトップ型オシロスコープを買ったのだが、デスクトップ型オシロには信号発生器が付いていない。従来使用していたUSBオシロスコープPicoScopeには信号発生器が付いていた。なので、手元に信号発生器がなくなってしまい、少し不便に感じている。そこで、最近あまりやっていなかった電子工作を再開するにあたり、信号発生器を作ろうかと考えている。



詳細

1. 欲しい機能

本格的なファンクションジェネレータのような高機能は要らないが、使い勝手等を考慮して、以下とした。以前のUSBオシロスコープに付属していたものはPC接続を必要としたが、今回製作する者は、PC接続の必要がない独立した機器としたい。

  • 波形は3種類(正弦波、矩形波三角波)が選択できる
  • 出力は、BNCおよびジョンソン端子で取り出せる
  • 独立した画面を持ち、周波数や波形等を確認できる
  • 周波数の調整は、実体ロータリーノブ等で操作できる
  • 電源はUSBから供給できる

2. 完成イメージ

完成イメージは以下。

  • 操作パネル面

中央に液晶画面。周波数と波形の種類を表示。赤ボタンは出力のON/OFF、青ボタンは波形切り替え、緑ボタンは周波数スケール(Decade)切り替え、ロータリーノブは周波数調整。ロータリーノブはスイッチ付きで、スイッチでCOARSE/FINE切り替え。

  • 後面

出力ターミナルとして、BNC、ジョンソン端子の2種類。 電源として、USB micro-Bを用意。


3. 回路

液晶は、以下の記事

dekuo-03.hatenablog.jp

使った1602Aというモジュール。I2C接続。※通常、ESP-WROOM-32のI2C SDAはIO21を使うがここではIO5に変更。

信号発生源は、以下の記事

dekuo-03.hatenablog.jp

で使った波形発生器IC AD9833モジュールとする。SPI接続。※通常、ESP-WROOM-32のHSPIモードでは、SDATAはIO13を使用するが、ここではIO12に変更。

その他は、タクトスイッチなどをGPIOに接続。


4. 筐体

100均(セリア)のギフト用スチールケース(正方形)を使用する。

nobulabo.com



まとめと今後の課題

信号発生器の設計ができた。次回は製作を行う。