概要
ホームシアター構築の基礎検討を実施した。
背景と目的
私は、近々マイホームを建てる予定であり、リビングルームにホームシアターを設置したい。そこで、どのようなホームシアターにするか、検討を始める。
設置イメージ図
詳細
1. ホームシアターを取り巻く状況
1.1 音声規格
いずれも出てからそれなりに年数がたってきているので、数年後にまた大きなアップデートもあるかもしれないが、ひとまずこれらへの対応を考える必要がある。
1.2 映像規格
1.3 自身の環境
私は、2012年ころ~2017年くらいまで以下のような構成でホームシアターを組んでいたが、2016年ころから出始めたドルビーアトモスなど当時の最新規格に全く対応せずに、休止していた。
なので、現在は
- 4K、HDR非対応のテレビを所有
- スピーカーは2ch分のみ所有、ただしスピーカーユニットだけは使っていないものがたくさんある
- AVアンプはもちろん所有していない
- 再生機器はPS4、Amazon Fire TVなどがまずまず新しい方の機器
という状況。なので、ほとんどゼロからのスタートといってよい。 また、予算的には、マイホーム建築に乗じていろいろやりたいと思ったのだが、家族からの同意を得ることが難しく、やれる範囲でどうにかする、といった感じに落ち着きそう。
2. 基本構想
様々検討した結果、以下のような構成とすることにした。
2.1 音声規格
いろいろディスクメディアやVODサービス等のラインナップを見ると、ドルビーアトモス、DTS: X対応数が多く、Auro3Dはそこまで多くはない。また、Auro3Dは、上方(天井)の実スピーカーが必要なので、理想的な再生環境を整えるのが難しい。そこで、
- ドルビーアトモス
- DTS: X
の2つに対応することにした。したがって、再生機、AVアンプともこれらに対応したものが必要だが、もう充分普及しているので、探すのは全く苦労しないだろう。
2.2 スピーカー構成
ハイト系の表現力と構築難易度を鑑みて、5.0.4chとした。
- ハイト系の4chは、天井取り付け型ではなくドルビーイネーブルドスピーカーとする。理由としては、私の性格上設置後にあれこれ調整したがるはずなので調整しやすさを考慮したためだ。
- サブウーファーは、設置場所が確保できそうにないので、フロントスピーカーに振り分けて再生する。もしも余裕ができたら設置を考えたい。
したがって、AVアンプには少なくとも9ch分のアンプを内蔵したモデルが必要となる。
2.3 映像規格
- 上記に挙げた規格は、最新のテレビなどを買えば何等か対応していることが分かった
- 優先度としては、VODサービスの4Kが受けられればひとまずはよい。
- Ultra HD Blu-rayは、対応ディスクドライブが必要だが、そもそもあまりディスクメディアをたくさん所有したくないので、優先度は低い。
- 音声側をそろえるだけでそこそこ予算を食ってしまいそうなことと、手持ちのプラズマテレビ(KRP-500A)はフルHDではあるが、購入当時高画質をうたう高価格帯の機種だったため今でもそれほど映りは悪くない。
そこで、映像出力部分のアップデートは急がないことにする。
ということで、まずは核になるAVアンプ探しをしようと思う。
3. 設置イメージ
冒頭の設置イメージ図は、実際のリビングルームの間取りを考慮して設置したイメージである。細かな家具の仕様はまだ決まっていないが、概ねこのような配置が想定される。
まとめと今後の課題
基本構想がまとまった。 次回は、AVアンプの選定、調達を行う。